◆ 午前 01 ◆
2009年12月15日 (火)
とある週末の午前中。
試験の近い高耶は教科書へと向かっていたが、先程からあくびがとまらない。
自分も仕事をこなしてしまおうとPC画面へ向かっていた直江は、高耶に声をかけた。
「眠いですか」
「……平気」
昨夜、直江が仕事から帰ったのが21時過ぎ。
高耶の作った夕飯をふたりで食べ、風呂に入ったり何なりでベッドに入った頃には日付が変わっていた。
その後、高耶を眠らしてやれたのは多分明け方近かったと思う。
「昨日はちょっとがんばりすぎましたね」
直江がそう言うと、聞こえているはずの高耶は無言のまま問題を解くのに没頭した振りをしている。
苦笑いでPCへの打ち込みへと戻った直江の耳には、それからかなり経った後で、
「別に平気だから」
と小さな声が聞こえてきた。
試験の近い高耶は教科書へと向かっていたが、先程からあくびがとまらない。
自分も仕事をこなしてしまおうとPC画面へ向かっていた直江は、高耶に声をかけた。
「眠いですか」
「……平気」
昨夜、直江が仕事から帰ったのが21時過ぎ。
高耶の作った夕飯をふたりで食べ、風呂に入ったり何なりでベッドに入った頃には日付が変わっていた。
その後、高耶を眠らしてやれたのは多分明け方近かったと思う。
「昨日はちょっとがんばりすぎましたね」
直江がそう言うと、聞こえているはずの高耶は無言のまま問題を解くのに没頭した振りをしている。
苦笑いでPCへの打ち込みへと戻った直江の耳には、それからかなり経った後で、
「別に平気だから」
と小さな声が聞こえてきた。
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